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ESTA入国時の注意点

更新日:2023年6月16日

年末年始に渡米される方は多く、それに伴い弊所には、ESTA渡航され、アメリカで入国拒否を受けたとご相談される方も多くなります。

「今入国拒否を受けたところです」「今、入国拒否の判断を受けて帰国便の時間までホテルで待機してるところです」とリアルタイムで現地よりご相談をいただくこともあります。

いわれのない疑念を抱かれる方もおられれば、実際に不法就労の意図がばれて入国拒否を受けられた方、ESTAでの虚偽申告が発覚し入国拒否されるなど入国拒否事由は様々です。決して、ESTAが認証されたので入国が100%保証されるものではありませんので、どうぞこれからESTAで渡米される方はご注意ください。


入国審査で聞かれること

ESTAで渡米される方は必ず下記の情報を聞かれます。

〇滞在目的は?

〇滞在期間は?

〇どこに滞在しますか?

〇帰りのチケットはもってますか?


ESTAで許可される活動内容であるか?滞在期間が90日以内であることが確認され、その後必ず米国を出国するためのチケットを持っているかがあわせて確認されます。


ESTAで許可される活動つまり観光、商用、治療目的であるかどうか?また滞在期間がそれに伴っているか?とあわせて、前回の渡米時に長期滞在を伴っている場合は、前回の渡米目的なども併せて聞かれるようです。



入国審査での注意点

〇あいまいな回答を避ける

回答は、「簡潔に丁寧に」お答えください。

滞在期間については、あいまいな表現は絶対に避けてください。観光目的で渡米される方は、必ず宿泊先を押さえておいてください。

聞き取れなかった質問に対しては、絶対にあいまいに回答しないことが必要で、聞き取れなかった場合には、「必ず」聞き返していただき、またその際に、否定文で聞いているのか肯定文で聞いているのかもしっかり判断されたうえでご回答ください。YESかNOかで全く意味が変わってきます。

すべての移民官がフレンドリーな方々ではなく、中には、多少意地悪な移民官もおられ、ひっかけ問題のような質問をされる方もおられますが、決して感情的になることなく丁寧にお答えください。


〇虚偽の申告をしないこと

当然ですが、ESTAで許可される活動以外の目的で渡米しないことです。また、予定滞在期間について、入国審査時に申告した内容を、入国後大幅に変更した場合、その後の入国時に別室送りまたは最悪の場合入国拒否を受ける可能性を高めることになりますので、ご注意ください。

過去の入国時に予定滞在期間を「二週間」と申告したのに実際の滞在期間が二か月などになっている場合、移民官より「この人が申告している内容は、また嘘なんだろう」と信じてもらえないうえに、不法就労をしてるのでは?と疑われることに繋がります。


フライトを変更した記録やアメリカ国内でのフライト移動記録は、移民官はすべて把握しており、「前回の入国時に〇回フライト変更してるよね?」「どうしてハワイに入って、翌日NYに行ってるの?滞在先はハワイって言ってたよね?」と別室で厳しい詰問を受けることになります。


また、宿泊先をホテルと申告した場合に、別室での追加審査を求められた際に、移民官はホテルの予約状況を実際に確認されます。○○ホテルに泊まると申告したのに、予約が入っていない場合や、知人や友人宅と申告した場合に、その方々に確認の電話がはいり、その際に、申告滞在予定期間とその方々が説明した実際の滞在期間が異なる場合などは状況が悪化します。


入国拒否を受けないために

ESTAやビザで許される活動以外に絶対に関与しないことはもちろんですが、疑われてしまうかもと少しでも不安材料をお持ちである場合は、念のため渡航目的を証明するための書類を持参されることをお勧めします。

例として、下記のような書類をご持参されると安心です。

〇 出張の場合、会社からのレター

〇 渡米目的を証明するための第三者からのレター

〇 滞在先や旅程、移動手段などが入った綿密な旅行日程

〇 旅行時に使用する予定のクーポン券やチケット

〇 短期滞在であること、一切の経済活動を行わないことの保証文言を含む米国在住の方からのインビテーションレター

〇 大学在籍証明書および学生証

〇 長期滞在の場合は、銀行残高証明などの資産証明書類

〇 ビザ取得時に提出した書類

など


残念ながら上記書類をそろえて入国したにもかかわらず入国拒否になる方もおられます。過去の不法就労歴や不法滞在歴が発覚した場合などはどんなに書類をそろえても入国拒否を避けられない可能性があります。


これから渡米をご計画の方で「入国拒否をされるかも」と不安をお持ちの方は、渡米前カウンセリングも行っておりますので、弊所までお気軽にご相談ください。




#入国拒否歴

#ESTA



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