本日は、アメリカ福岡領事館で面接を受けられた方がいらっしゃいました。
ノーマルな申請だったので不許可になる心配は一切なかったものの
無事に許可されたことをお聞きするとやはり大変うれしいです。
既にご活躍されているお客様ですが、今後の更なるご活躍をお祈りします。
さて、今回は札幌と福岡の領事館での面接についてお話したいと思います。
通常大阪と東京の大使館での面接は、面接予約を行い、面接当日に申請者本人がパスポート他書類一式を持参し面接を受ける流れとなりますが、
札幌、福岡の領事館で面接を希望される場合は、面接予約を行った後通常一週間以内に、領事館ビザサービス宛と印刷された申請書類提出用のレターパックがご自宅に送られてくるので、そのレターパックで予約した面接日の一週間前までに領事館へ書類返送を行う必要があります。面接当日に申請者本人が持参する書類はありません。
当日はパスポート原本のみ持参します。
しかし、予約を行った日から面接日まで一週間ない場合は、ご自身でレターパック等で郵送するか領事館入り口の警備員に手渡しをする必要があります。
また、面接開催日が東京は平日火曜から金曜、大阪は平日月曜日から木曜日のそれぞれ午前中に開催されるのに対し、札幌と福岡での面接開催日は月に1.2回、一日4件か5件のみしか受け付けていないので、すぐ満席になることも多くこれらの総領事館で申請を希望される方は、計画的に申請を行う必要があります。
面接予約は、一度決定後可能な変更回数は2回までとなり、それ以降の変更が必要となる場合は、再度DS-160作成、申請料の支払い、面接予約が必要となります。
大阪と東京の場合は、極端な話書類が準備できて明日空きがあれば面接予約ができるのですが、札幌と福岡に関しては、大使館からのレターパックの郵送期間と大使館への返送期間などを考慮して面接日一週間前までにすべて終わらせておかなければならないので、札幌と福岡で面接を希望されている方は十分な余裕をもって準備することが必要です。
以前F1(学生)ビザを申請するために福岡での面接を予定されていたお子様の親御さんからお電話を頂いたことがあります。面接日に急用がはいったため、予約変更を行おうとしたら次の面接日が来月となっていて、どうしたらいいかとのご相談でした。
そのような場合は、面接地を福岡から最も近い大阪の大使館に変更するしかありませんとお伝えしたのですが、子どもを一人で新幹線に乗せることも出来ないので、親御さんも一緒に行くとなると新幹線代も馬鹿にならないし、仕事を休んでいく時間もないとおっしゃっていました。
私にはどうすることも出来ず、大阪の面接開催日の空き状況をお伝えしてお電話をお切りしたのですが、その後どちらの大使館で面接を受けられたのか分かりません。
上記はレアなケースですが、渡航までそして、面接までのスケジュールは余裕をもって準備することが大事だなとつくづく感じました。
最近当事務所には来年5月渡航希望の方のお問合せも増えてきました。
なるほど10連休に向けてですか。と納得しながらお話をお聞きしています。
毎年の5月のGWももちろんですが、年末年始、春休み期間、人事異動が行われる3月、4月などの前はビザ申請が大変込み合います。そのような期間は大使館での面接日も十分余裕を持って予約を行わないと空きも少なく選択肢が大変限られることになります。
当事務所へご依頼のご連絡を頂くことは大変ありがたいのですが、渡航日が迫っているビザ申請のご依頼は、お断りさせていただくこともございます。
特に面接希望が福岡や札幌、那覇の領事館に限られる方に関しては、お早めにご相談ください。
